石積みの基本

 「石を積む」 ってそれほど難しい事ではありません。
​基本さえ押さえておけば、きっとコンクリートより長持ちしますよね。何百年と守っている石垣はそこら中に存在します。
石と石がかみ合っていれば、一つ一つの重心が間違っていなければ崩れることはまず無いでしょう。​
我々石屋の仕事って?
数ある石の中から、その場所(目)にあった石を瞬時に選び出すこと。それに限ります。
あとは、邪魔になる部分を玄翁ではつれるかどうかの技術でしょうか?

 

玉石で説明すると、基本は1つの石の周りを6つの石で取り巻いて行けばそれぞれがかみ合っていくわけです。
あとは、やってはいけないことさえしなければ大丈夫じゃないでしょうか?
​顔はあります。顔を見極めること、最適な石を持ってくることは、口では説明できません。経験のみですね。

​石積みにおける禁止事項

八つ巻き

​1つの石を8つの石が取り巻いています。上から重量がかかると、7番の石が抜けますよね。​

四つ巻き

​1つの石を4つの石で巻くこと。1番と2番石が不安定ですよね。その上の目がおかしくなります。

芋串

​ 石が全くかみ合いません。

​積んでいる最中から、下の石が不安定で、積んでいけなくなりますね。

重ね石

​ 上の石が噛み合ってません。重量がかかってくると飛び出します。

逆石

​ 石のj重心が下の方でなく上にきてます。上から重量かかるとその上の石とともに抜けますよ。​

四つ目

​ 目地がおかしいです。2段目の石が弱いですね。

縦石

​ 石は噛んでますが、見た目が変です。

鏡石

控えがないと上からの重量に耐えられません。

拝み石

​ 上の段で目がおかしくなります。

縁切り

​まったく石同士噛み合ってませんね。

ある現場にて見つけた、重ね石と逆石の事例。

おかしいでしょ?